「バカにされる、心配される、そのくらいが一番儲かる」
唐突ですが、この世界で10年以上の経験と、数百以上の会社経営者の方々に接してきた私が思っていることを書いてみました。
今現在私は、1.5億円の借金をしています。使い道のほとんどが不動産投資です。これだけ言うと、「なんで税理士で稼げるのにわざわざ危ない橋を渡るんですか?」といった反応が返ってきます。
税理士業は不動産投資で儲ける
そういう時の私の返事は、
「私だって馬鹿じゃないんだから、そんな危ないことなんてやってませんよ!」です。
逆にそう思われているといるということは、
まだマネする人が出てきにくい、という点こと。
これで「まだしばらく儲けることができる」と思うわけです。
今、取得価額でおよそ1.3億円の投資物件を保有しています。それを実質利回りで投資額に対して年間平均10%弱くらいなので、不労所得だけで年間1,200万円は入ってきます。
もちろん、まだまだ借金は残っていますので、その半分強は返済で消えてしまい、全部が儲けになるわけではありませんが、世の中の標準と比較すれば、まずまずの利回りと言えるのではないでしょうか。
「税理士業」を使い倒す
そんな私が不動産投資で儲けているスキームはこうです。
- 税理士だから、融資を有利な条件で組みやすい。経理にもコストがかからない。
- 税理士だから、司法書士の仲間がいて、安く登記をあげられる。
- 税理士だから、リフォーム業のお客様がいて、安くリフォームをできる。
- 税理士だから、不動産業のお客様がいて、面白い物件があれば、声をかけてくれる。
- 税理士だから、お客様の寮のニーズが分かるので、空室リスクを無視することができる。
- 税理士だから、関わる仲間の経営状況がだいたいわかるのでババを引きにくい。
私の強みは、ほぼ政治家と同じで「看板(税理士の信用)」、「鞄(税理士としての安定収入)」、「地盤(お客様の人脈)」ですね。
まぁ、誰しも強みなんて結局はそういんなところに落ち着くのではないでしょうか。これを、「あなたは税理士だから特別だろ!そんなのずるい!」と思いますか?
そんなことないでしょう。
やろうと思えば、あなたにだってチャンスはあるんだから。極端な事を言えば、既に税理士の方は今日から同じようにやれるはずです。よかったですね。どうぞご自由にやってください!
顧客と信頼関係を築く一番の近道
私の不動産投資で儲けるための戦略は、常にオープンにしています。
例えば知人・友人にも「聞きたい!」と言われたら、いくらでも話します。
それで乗り気になって、不動産投資を始めたお客様もいます。
そういう場合には、お客様の強みが活きるように、もちろん私も知恵を絞ります。例えば、建設業を経営されている方の場合は、取り組みやすかったりします。
なぜなら、建設業に従事している人は、基本、車での移動が多いので、駅からは遠い住まいでも、問題がないことが多い。
駅から遠ければ、内容はいいのに安い物件を買うことができます。
そして、それを自社の寮にするとか、そのうち古くなっても更地にして資材置き場にすればよいとかの提案するのです。この辺は、会社としての節税の話が絡んでくるので、もちろん私の得意分野です。
その際に、役に立つ私の仲間を紹介すれば、お客様も喜ぶし、仲間も喜ぶ、私はマージンと信頼関係が手に入ります。
もちろん違法なことなど何もしないし、
みんな儲かって、みんなハッピー。
やはり、
金銭的な利害関係を維持していくことが、信頼関係を築く一番の近道です。
はっきり言って、
「カネで信用できない人は、どこまでいっても一線を越えた付き合いはできない。」 ですからね。
前向きな借金なら恐れる必要はない
少しは種明かしをしたら、不動産投資もそんなに危なくなさそうでしょう?
不動産投資に興味がわきましたか?
でも、私たち日本人って借金にアレルギーがありますよね。
私の場合は、1億円超えたあたりで嫁に伝えたら、一瞬般若みたいな顔をされました。独立してから随分私のワガママに振り回され訓練もされたようで、そのあと何も言わず飲み込んでくれましたが…
(でも、あの”般若顔”には、さすがにこちらも血の気が引きました。一生私の脳裏に焼き付いていることでしょう。)
正直、私も独立直後は500万円の借金でもびくびくしていました。が、今ではもうほとんど怖くなくなっています。今は予算内の金利で貸してくれるなら、いくらでも借りたい心境です。
不動産投資で年10%で回るなら、1兆円を金利1%で借りられるのであれば、いくらでも儲かると思いませんか?
あーあ、誰かもっと私に貸してくれないかなぁ。