「経営者感覚」を持った社員なんてまずいない

従業員というもの
「経営者感覚を持った社員なんてまずいない」

経営に必要なヒト・モノ・カネ。今回はヒトの話です。

税理士は別に一人でもできます。私も税理士事務所を開業・独立して2年間は一人でやっていました。これはこれで気楽なものです。繁忙期になると忙しさのあまり死にたくなりますけどね。

でも、独立直後の暇な時期を思い出したら、忙しくて死にそうなんて、幸せなことですよ。確定申告で徹夜なんて、幸せで幸せで死にそうです…。

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「できる社員」を探す幻想

さて、多くの仕事では人を雇わないと営業活動すらできません。

あるいは、社長・または事業者としての自分の時間がずーっと確保できません。社長の本来の仕事は、”経営”をすること。例えば毎日の営業活動に疲れ果て、来年、再来年へ向けての進むべき方向性をじっくり検討する時間がまったくないのであれば、それは問題です。

でも、雇ってみたら雇ってみたで、これまた結構大変です。

面接では好印象だった人物を雇ってみたら、実際は思っていたほどの人物ではなく、ちょっと叱りつけてみたら、すぐ退社。

そんな感じで、その後も入退社が続いたりすると、社長からは「経営者感覚のない奴ばかりだ」「言われないと動かない奴ばかりだ」などという愚痴がこぼれてくるわけです。

社長ぉぉぉぉ、、、

経営者感覚を持った社員なんてぇぇぇぇ、、、

そんな人はいませぇぇぇぇん。

「絶対にいません!」とは言いませんが、まずいません。

「できる社員」があなたの会社にいない理由

なぜなら、こういうわけです。

  1. そんなできる奴はさっさと独立する
  2. できる人が就職する際は知り合いからたくさん声がかかり”一本釣り”されるので、そもそも転職市場に出回らない
  3. 転職市場に出てきたとしても、中小企業では予算(給料)が合わない(高額給料なら既存の社員からは不平不満の嵐。かといって「バランス」とか考えだしたら人件費上昇。きりがない。)
  4. もし安く雇えたとしても、その給料ではすぐにパフォーマンスとモチベーションを維持できなくなる
  5. 安く雇えて、パフォーマンスとモチベーションも維持できているとしたら独立の準備等をしているだけだから長くはいてくれない

能力高い社員に、お金をけちるべからず

だって、社長、ご自身に置き換えてみてください。

ご自身が今の社長と同等レベルの人材だったとして、成果主義だとしてもそのまま会社で社員として、安い給料で使われてくれますか?

ないですよね。

自分に自信があって、能力が高ければ高い人ほど。

商売は利益を出すためにやっています。お金が全てなんてことは言いませんけれど、やっぱり「お金」の使い方もこだわらないとだめですよ。社長やってるなら。

具体的には、その大事なお金、できる従業員にケチってどうしようってんですか。お金で表現する以上の誠意はないです。これは絶対です!

まとめ

でも、それにはどうしても予算が足りない。

そんな時は、夢や理想を語って気持ちを繋ぎ留めるしかないです。とりあえず引き止めたら、社長自身が結果を出して、きっちりその夢や理想を実現し、従業員にお金を払う。(結局お金ですね・・・。)

そのサイクルが回っている間は、残ってくれる人は結構いると思います。上り調子だから、社内もある程度、よい雰囲気があるはずです。

あるいは、リスクを承知で新卒採用して、一から育ててみる。うまくはまれば一番安く一番使いやすくなるかもしれませんが、こちらは時間もお金もかかる「賭け」になります。

まーた社長にプレッシャーがかかりました。でも社長はそれが仕事なのですから、なるべく楽しんでやっていくしかないですよね。

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コメント

  1. 社員A より:

    一人前になりつつあるその新人を私が引き抜いて独立しますね。
    小さな設計事務所ですが実は今、既に1人確保してます。
    給料の伸び率は悪く無いのでしばらく様子見ですが
    そんなものは社長の胸先三寸ですので、実力と資金、人脈を構築中です。
    だか社長はケチケチせずに、自分だけが高級車に乗らず
    お金を出すことです。