あなたの税理士の腕は【さじ加減】で決まる

税理士のさじ加減
よく節税というものを、「裏ワザ」のように考えてしまっている社長がいます。

どうやら、ちょちょいのちょいっと帳簿をいじくったら、魔法のように税金が消えてしまうようなイメージみたいです。

あと、「脱税」と「節税」の区別がちゃんとできていない社長も多いです。このあたりを踏まえて依頼される発言が、無知からくるものなら可愛いもんですが、あえて分かっていながら変なプレッシャーかけられることもあります。

スポンサーリンク

最適な節税策のために

「よその社長は、これも経費に入れてるらしい」

「よその税理士は、OK出してくれたみたいなんだけど」

とても気軽な感じです。

ちょ、ちょっと。「友達がポケモン持ってるから、僕も欲しい!」とかで通じる、小学生みたいな世界ではないのですが…。

当たり前のことですが、節税はそんな都合の良いものではありません。

だいたい日本は法治国家なので、税法とそこから生じる節税策は、誰にでもオープンになっています。つまり、節税としてできることは、ほとんど誰もが初めから分かるようになっている。なので、後はその組み合わせ方だけとなっているのです。

なので”新しい節税法“を、あなたの税理士が開発する作業というものはあまり無くて、ここには税理士の腕はあまり関係がありません。

なぜなら、インターネットがこれだけ普及している現代では、よっぽど怠慢な税理士を除き、誰もが必要な情報を取り出すことができるわけですから。

なので、基本的に社長が節税のためにやるべき手順としては、以下のことだけです。
税理士にニーズを伝えたか(税理士とのコミュニケーション)
② その節税方法をやりたいか(社長の好み等の内部要因)
③ その節税方法ができるのか(会社の状況や、資金繰り等の外部要因)

本当にこれだけ。

後は、税理士がどんな節税プランを提示するか、ということになります。そして、この組み合わせプランの提示こそが、税理士の腕の見せどころとなることになります。

しかしながら、これにも税理士の方向性とかが関係してくることは、知っておいて損はありません。

じつは税理士にも「色々な方」がいる

じつは税理士にも、色々な方がいます。

なので、「税理士=税の完璧な専門家」と思って盲目的に任せっきりにしていると(基本的には任せておいてよいはずですが)、実はわからないところで”損”を被っている可能性は、まったくのゼロであるとは言い切れません。

なので、税理士とは何ぞや、「The・内情」を、少し教えちゃいましょう。

① そもそも、節税方法を知っているか

→税理士にもそれぞれ得意分野があります。

「え!そうなの?」

と驚かれるかもしれませんが、不得意分野については知らないことは山ほどあります。

例えば、お医者さんの種類にも内科に外科、産婦人科に小児科にとそれぞれ専門分野があって、自分の専門外のことについては一通りの知識はあっても、深くはないのと同じです。

たとえば私のお客様ターゲットはいわゆる中小企業(それも売上5億円以下)ですから、上場企業に特有の論点とか聞かれても、正直わかりません。

そもそも、毎日Tシャツで外回りしているような奴に、そんな依頼など来ないでしょうが…。

② 税理士のスタイルに合っているか

→税理士にも様々なスタイルがあります。

私の場合は限られた条件から、【合法的に税金を少なくする頭の体操】くらいの感覚で、お客様への節税の提案を楽しんでいます。

この場合、設立直後やまだ安定しない会社、苦しい状況の会社からはありがたがられますが、おそらく上場を目指すような会社とは合わないでしょうね。

③ 税理士の腕・最後の決め手はさじ加減

→税理士の腕・資質を決めるために一番重要なものは、「さじ加減」ができるかどうか、というのが私の持論です。

たとえば同じレベルの知識、同じスタイルの税理士がいたとして、ある支出を証明する”領収書”を、経費だと考えるか、あるいは経費ではないと考えるのか。

あるいは、肝心の税務調査で、きちんと答弁できると判断するのか、それとも、できないと考えるのか。

ここら辺の微妙な差、各税理士の”判断”こそが、たぶん税理士のパフォーマンスを決定的に違うものにしていると思います。

逆に、自信満々に「お任せください!」とやっといて、税務調査ではボッコボコに負けてしまう税理士さんも一定数いることでしょう。

やはり、「勝ってナンボ」の世界ではありますが、きちんと「さじ加減」ができていないのに、勝手に勝負をかけてもらいたくはないですよね。

私は負けず嫌いの性格なので、大きな論点では、最初から無理なく勝てるようにセッティングしています。そして実際、税務調査ではほとんど勝ちます。

これは危ない橋を渡るわけではなく、事前の準備で勝負しているから当たり前の事だと思っています。当日になってから、税務署と細かい議論なんかしたくないです。

だって、面倒くさいじゃないですか。

スポンサーリンク
おすすめ記事と広告

おすすめ記事と広告

シェアする

フォローする