お客様の仲間の相談にのって『宝探し』をした話②

社長と借金返済の道のり
前回の記事、

「お客様の仲間の相談にのって『宝探し』をした時の話①」の続きです。

幾分、ヒートアップしています。

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キャッシュ・フロー改善のための7つの(むだな)提案

結局、私がこの日行ったことは以下の7つでした。

【短期目標】

リゾートマンション売却の段取り

1年に1度か2度しか行かないリゾートマンションは、こんな状況では全く必要なし。

保険借入金の説明

「保険借入金=保険金の前借」の融資可能額を調べてみるように指示しました。これは「命を金に変える」ような話。でも今回の場合を総合的にみると、緊急避難としては消費者金融の100倍マシです。

返済の優先順位の整理

残高と金利を書きだした、債務一覧表を作るだけでも頭の整理になります。

【中期目標】

お客様の貸付条件を整理

短期目標をクリアするなら、お客様が「(知人に)貸付をしてもいいかな」という気になったため。私個人のスタンスではお金を貸すのはあまり賛成ではないですが、仕事を優先的に回させる・シェアできるという意味で、メリットもあると判断したようです。

現状を変えずに実行可能な月8万円のコスト削減案を提示

役員報酬の見直し/所得税、社会保険の削減/経費の見直し/リゾートマンションの管理費の削減/等々。

⑥ 保険、助成金の活用方法について提案

合法的に出金可能な保険金の確認、各種助成金の案内(早くても半年程度の時間は必要)

次回融資に有利になるような決算準備・検討

直近の期が赤字のため、次期決算では経費削減案とともに黒字となる決算検討・準備。また懇意にしている銀行マンの紹介等

大きな問題もまずは小さな解決から

その結果私としては、

「頑張れば1年で資金繰りを正常化が可能」なイメージを持つことができました。

それでも、まだ長期的なプランは組めません(組んでも意味ありません)。初対面でこちらとしても相手の、まだよくわからない点もあるだろうし、現状の(金銭的な)生活態度が悪すぎるのが際立っていたからです。

これだけ頑張って伝えても、まず短期目標がクリアできないなら、中期目標もできるわけないし、結局、本人に変わる気がなければ、どうしようもないですからね。

コミュニケーションの基本「報・連・相」

それでも、一応その日はお客様には感謝され、その方は喜んでいたように見えました。でももしかしたら、そうでもなかったのかもしれません。

なぜならその後、スマホのアプリであるLINEの「グループLINE」という機能を使って、お客様の行動をフォローをしようとしたのですが、その方からは「報・連・相」がさっぱり返ってきませんでした。

そう、コミュニケーションで大事な「ほう・れん・そう」、報告、連絡、相談というやつです。

まさか、タダで聞くだけ聞いて、何もやっていない…のか?

結局、お客様に金を借りる申し入れをして、私が無料で相談にのって、何とかなる計画が示されたのに、実際に動けなかった、動かなかった。

そして、その進捗連絡をするという約束も、守れなかった。

人の恩をほったらかしにする社長

はっきり言います!

私はこういう人が、一番苦手です。何を考えているのかさっぱり理解できません。

「せっかく自営業をやっているに、前向きに頑張らないのであれば、やる意味ないんじゃないの?」

1年頑張れば何とかなる道筋がついたはずなのに、なぜ頑張れないのでしょうか。借金返済、キャッシュフローを改善するために、アテもなく頑張るのであれば、かなりきついはずです。

でも、こちらも頑張って、「暗闇での希望の光」になればよいなと、せっかく「アテ」を提案してあげたのに、その後はほったらかし。

アテがあるなら頑張れるでしょ!

アンタ、妻も子供もいるんでしょ!

今やんないでいつやるのよ!

…残念ながら、ここで私はフェードアウトです。

もう、これ以上なにも提案する気は起こりません(遠い目)。

また、お客様としてもやはり、「金を貸すことはできない」と判断し、その方との付き合い方を改めたようです。私にとって結局仕事にはなりませんでしたが、そのお客様とはより深い信頼関係が築けたので良しとします。

とても印象深い経験でした。

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