住宅ローンの固定金利と変動金利。「変動金利」を選ぶ理由

変動金利と固定金利
金利は「固定」より「変動」

住宅ローンを組む際に一番気になってくるのはやはり、金利でしょう。すでにローンを組んでいる人なら当たり前の知識ですが、この金利は基本的に変動か、固定かを選べます。

あなたは、どちらを選びましたか?

最終的には、好みなんですけど、私は断然「変動」派です。

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固定金利のリスク

一般的に金利は、「固定の方が変動より高い」のが普通です。

でも、なぜ固定金利の方が高いのでしょうか。貸す側である銀行の視点から、ちょっと考えてみましょう。

まず「金利」というものは、端的に言うとお金の使用料です。住宅ローンを組む時は、私達はお金を借りて物件を買いますが、そのお金はそもそも銀行からの借金なので、元金の使用料を支払うわけですよね。

そしてお金を貸した側の銀行は、我々から長期間にわたって月々お金を回収していくわけですが、将来お金の価値や金利がどのように変化していくかは、銀行だって分かりません。

仮に、住宅ローン金利が固定の1%で、預金金利の方が0.01%である場合を想定してみます。そして将来、預金金利が5%になってしまったとしたら、銀行はどうなることでしょうか。

銀行は、国民から集めたお金である「預金」に対して5%の金利を支払い、反対に住宅ローンの返済から発生する「儲け」である金利からは1%の収入です。

銀行は全然儲かりませんね。

これでは、貸さない方がよかった。

変動金利はリスクから解放

でも、変動金利だったら、銀行は社会情勢に合わせて金利を上げることができます。

固定金利の場合は、初めの契約からずっと一緒の約束です。世の中の金利が高くなったからと言って、「上げさせてくれ!」とは言えず、そのリスクは銀行が負っています。

つまり固定金利には、(世の中の)金利変動リスクも上乗せされているので、金利も高く設定せざるを得ないのです。

逆に、預金金利が0.01%よりもさらに安くなるのであれば、銀行は固定金利である方がもっとリターンを得られます。

でも、今のゼロ金利時代だからと言って、預金にまでマイナス金利が採用されるかはわからないし、仮に採用されたとしても、事業用資金の金利が限りなくゼロに近づくなんてことは考えにくいわけです。

私が「変動金利」をおすすめする理由

…とこれまでは、銀行側からみた固定と変動金利を考えてみました。

それでは、借りる側であるの視点から見て、変動金利がよいと思う点はどんなところにあるのでしょうか。

① 単純に金利が安い

私は目先の利益を取るのが好きなので、この理由だけでも十分です。より安い金利を求めて。

2016年10月現在、変動だと0%後半、固定だと1%後半くらいです。いまだと固定金利の場合でも、異次元の安さですけどね。

② 国や銀行を信頼している

銀行も商売です。

そして、金利決定のベースとなるのは、基準割引率(昔の公定歩合)です。こんな難しそうな数字を決めるのは頭のいい奴に決まっています。

そんな奴が将来のリスクを一生懸命計算して出した金利なんだから、めったなことでは固定と変動の金利逆転は発生しない(はずだと思っている)のです。

③ 仮に金利が逆転しても、対応策あり

仮にある瞬間(固定・変動の)金利が逆転しても、逆転するまで受けてきたメリットの累積があるから、支払総額までが逆転してしまうのには時間がかかります。

もしこのような事態になっても、繰上返済に力を入れることでデメリットは帳消しにできます。

「住宅ローンの変動金利が固定金利を上回ってしまったら、繰上返済を考えればいい!」

④ 金利が逆転するなら、好景気かインフレ

私は預金金利が上がるのは、好景気で事業等で借りたいというニーズが増えるか、インフレでお金の価値が下がるかのどちらかだと想定しています。

これは住宅ローンというよりも、私の不動産事業のお話になりますが、好景気ならば、私もお客様と一緒に儲かっているはずだし、インフレなら私の借金が実質的に目減りして、不動産の価値も上がっているはずですから、お金に困るはずがありません。

(もちろん、金利上昇とインフレのタイムラグを持ちこたえることができれば、という条件付きです。)

まとめ

と、ここまで私の持論を書いてきましたが、私は基本リスクを取るのが好き(これはもう病気なので仕方がない)なので、やっぱり最終的にどちらを選ぶかは「好み」になってきます。

何かの参考になればうれしいですが、最終的に「固定」か「変動」かの判断は、くれぐれも自己責任でお願いしますね。

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