副業の会社バレを防ぐ方法②

副業と税務署
副業の会社バレを防ぐ方法②

さて、前回はどうして副業が会社にバレてしまうのかをお伝えしました。

関連  副業の会社バレを防ぐ方法①

今回はどうやったら会社バレを防ぐことができるのか、そもそも回避できないのか、その辺を明らかにしていきます。

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副業の会社バレを回避する方法

<副業の会社ばれを防ぐには?>
具体的には、このような方法があります。

① 副業分の住民税は自宅へ直接

確定申告でひと手間加えましょう。(第2表の画像)

確定申告書の2枚目(第二表といいます)の「住民税・事業税に関する事項」の「住民税の徴収方法」で「自分で納付にチェック」を入れると、副業部分の住民税が給与天引きでなく、自宅に納付書が届くようになります。

②副業の利益をゼロにする

副業で利益が出なければ、税金に影響が出ません。

利益が出ないと副業としての意味がないとは前回の記事で書いたばかりですが、青色申告をすれば、経費とは別に10万又は65万の控除が受けられます。

ということは、例えば65万控除を選んで、65万以内の利益であれば住民税は変わらないことになります。

③副業の利益20万円未満で確定申告義務なし

副業での利益が20万円未満の場合で、給与以外に他に申告すべき収入がないときは、確定申告義務そのものがありません。

そもそも確定申告をしなければ、バレる可能性はありません。ただし、この方法だと堅実な方法である代わりに、大して儲からないことしかできなくなってしまいます。

④家族が頑張る

自分はアイデアだけを出して、奥さんやお母さんなどの家族にその副業を頑張ってもらえば、名義も違うためそもそも隠す必要じたいがなくなります。

ただし、下手に稼げてしまうと、税金の面ではその人の税金が思った以上に増えたり、旦那の社会保険の扶養から外れる、年末調整でいつも使っていた配偶者控除や扶養控除がなくなり、所得税が高くなってしまう等、思わぬところに影響が出る可能性があるため、全体でのバランスを考える必要があります。

<大事な大事な注意点>

①副業が”給与”だったら即死

行おうとする副業が、あくまで個人事業の場合は上記でお伝えした方法が使えますが、2番目、3番目の会社からこっそりもらう、”給与“の場合はどうしようもありません。

確定申告義務はあるし、その分の住民税を自分で支払うこともできません。もし、すでにこっそり他社から給与を受けていたら、”詰み”です。住民税が再計算されて会社に通知される翌年の6月頃には、問題となってしまう可能性があります。

副業を開始する前に、どういう収入形態か確認するべきでした。裏を返せばこれはつまり、“外注費“であれば問題とならなかった可能性があります。

②自治体によって書式や取り扱いが異なる

どんなに手を尽くしても、副業の収入(利益ではない)が会社の通知に記載される可能性がゼロではありません。

事前に住んでいる市役所(自治体)にどのような通知がいくのか、きちんと上乗せ住民税分を記載されないようにできるのかを確認しておいた方が良いです。書式は自治体ごとに違うため、「絶対大丈夫」とは言いにくいところです。

万が一自宅に副業収入分の個別住民税が届かず、自治体で「誤って」会社に上乗せ住民税が届いてしまってもアウト。

③青色申告の要件が取り消し

青色申告は納税者に有利な制度ですが、適用のための条件がいくつかあります。

例えば、2年連続で申告が期限に間に合わなかったら青色申告のメリットは取り消しになります。たとえば、青色申告の65万控除で”利益を0円”にして住民税を回避している場合に、ある年の収入自体が20万以下なので、確定申告じたいをしなかった場合などが考えられます。

「たぶん、大丈夫だったはず。」「〇〇って聞いたことがある。」そのように雑な考えでいると、結局青色申告を取り消されて、利益の上乗せ分住民税が会社に…。なんて顔が真っ青になる事態にもなりかねません。

細心の注意を払いましょう。

④マイナンバー制度が徹底されたら回避不能に

そもそも確定申告しない、無視する、という選択肢は税理士である私は絶対に「NO!」なわけですが、マイナンバー制度がきっちり機能したら、その選択肢は自動的になくなります。

すべてが一元管理されたら、逃げ道など、なくなりますよ。なので、「今なら大丈夫…」と変なことを考えるのはやめましょう。

なぜ副業が市民権を得られないのでしょうか。

日本国内においては、平均年収はじりじりと下がっています。なので、ワークシェアなどの一環で、正社員にも副業を認める企業がもっと増えたら面白いと思うんですが、やっぱり難しいんでしょうか。

個人的には、サラリーマンも副業をやることで、商売っ気が出てきて、何かと相乗効果があると思っています。何はともあれ、副業万歳!!!

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