「不動産投資を始めよう!(自営業)」
以前、「不動産投資はサラリーマンにピッタリ!」という内容をお伝えしました。
関連 やってみよう!不動産投資!【サラリーマンでもできる副業の方法②】
なので今回は、「自営業の場合はどうなのか?」にしてみます。
不動産投資をするのにあたり、自営業には自営業なりの面白さがあります。
「結局不動産投資が、好きなだけなんだろ!」
まぁ、そう言わずにお付き合いください。
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不動産投資が自営業に向いている4つの理由
サラリーマンの場合は、次の4つが副業に向いている理由でした。
①就業規則の兼業禁止規定に引っ掛かりにくい
②維持管理に手間がかかりにくい
③損益が読みやすい
④融資を受けやすい
これらはまったくもって事実ですが、どちらかというと、サラリーマンは会社に堂々とオープンにできる副業の選択肢が少ないため、それなりの収益ボリュームのある副業としては、「不動産投資くらいしかない」、という消極的な発想・守りの理由がスタートとなっています。
一方で自営業の場合は、攻めの理由でも勝負できます。
というか、攻めなくなったら自営業は終わりなんですけどね。
①維持管理に手間がかかりにくい
こちらの理由は、サラリーマンとまったく同じです。
自営業であっても、不動産投資が本業でない場合は、やはり手間がかからないことは重要ですよね。もし、あなたが現場にすべてを任せられる立場(毎日ぶらぶらしていても、勝手にビジネスが回っていく)であれば別ですが、そんな方は非常に少数です。
不動産投資であれば、少なくとも投資物件などが原因で毎日飲み会に付き合わされるようなことはありません。
②収入の増減に対応しやすい
不動産からの収入に増減があることは、サラリーマンであればデメリットにもなりますが、自営業の場合には、投資がうまく行っていないときには、メリットになりえます。
というのも、サラリーマンの場合、異動や転職などで昇給等の理由がなければ、大きな収入の増減は基本的にありません。でも自営業の場合は、頑張っただけ収入を増加させることができるからです。
不動産投資は、特に売買の場合、利益も大きい代わりに損失も大きくなります。投資は儲かることもあれば儲からないこともあります。
もともとの投資額が大きいため、どれだけ注意を払っていても、万が一先に裏目を引いたら、あるいは、何らかのトラブルで大きな支出が発生したらその対応には大変負担がかかることになります。
そのような場合でも、毎月の収入でリカバリーしやすいのは自営業です。
サラリーマンの場合は、本業があるので対応は後手に回りがちとなり、その補てんのために、せいぜい貯金を切り崩すことで対応するよりありません。
③税金をコントロール(節税)しやすい
サラリーマンの場合と違って自営業者の場合は、不動産収益に対する税金を節税としてコントロールすることできます。
たとえば規模が大きくなってきたら、不動産所有会社を作ったり、すでに法人の場合は、大きな不動産売却益が出るタイミングで大きな経費をぶつけたり、節税のために自由自在に動くことができます。
その点、何かと制約のあるサラリーマンでは、こうはいきません。
④本業を利用して成功確率を上げやすい
私が考える一番のメリットです。
サラリーマンの場合では、”働いている会社”を利用して自分の副業の利益を得てしまえば『背任行為』であり、まず問題となりますが、自営業者の場合には、それぞれの分野での本業を生かし、売買・賃貸ともに自分だけのルートを持ちえます。
例えば、私は税理士なのでお客様や銀行からしばしば情報が入ります。相続が発生して、売りたい物件があるとか、お客様が寮を欲しがっているなどの具体的な内容です。
それらの中より、自分が解決策を提供できると思うものだけをピックアップし、不動産投資を行うため、勝率は間違いなく上がります。
ネットでただみんなと同じように、闇雲にオープン情報にある物件探しを”頑張って”行うよりも、遥かに効率が良いことは、言うまでもありません。
今回はメリットについて触れましたので、次回はデメリットや具体例についてお伝えしたいと思います。