「身内」や「アウトロー」から借金をしてしまう前にあなたがすべきこと

夕焼け
「身内とアウトローから借りてしまう前に」

私は、借金が大好きです。

そして、自営業のみなさんなら、今の金利などを考えると「どんどん借金はした方が良いですよ!」とお勧めしています。

消費者金融さえ使い方次第だとも言っていますが、そんな私でもやめておいた方がよいと思う借金の仕方について、今回はお話しします。

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借金には2種類ある

そもそも、借金には2種類あります。

前向きな借金とそうでない借金。なんとなくでも、イメージは沸きやすいですよね?国債でも良く言われますが、黒字国債と赤字国債の違い。

つまりは、「取り戻せるあてのある借金」か、「一次しのぎの借金」かどうかです。当事者なら本当は分かっているし、第三者でもぼんやりとダメなことが伝わってくるような借金。

ダメな借金はやっぱりダメ

借金は一見後ろ向きだったとしても、「そこをしのげば上向く」という段階であれば、まだ踏ん張り甲斐があります。

ところが、自分で薄々”ダメそう”なのを分かっていたり、家族でも税理士でもいいですが、他人から見て明らかに”ダメな場合”は、とっとと事業をやめてしまった方が傷が浅く済みます。

そして、どう考えたってその方が再起しやすい。

「そんなこといったってよぉ・・・」

従業員や取引先、家族、自分のメンツ…。

いろんなものがかかっているのは分かりますが、ダメなものはダメになることがほとんどなので、下手に借金を重ねない方がよいことが多いのです。

「身内」や「高利貸し」を考えているなら事業はすでに終焉

たとえ”ダメな借金”だったとしても、銀行から借りているうちは、まだ勝負のうちです。

決算を粉飾して借りるというのは全く別の問題なのでここでは触れないとして、少なくとも銀行が貸してくれるということは、客観的にも、まだ勝負の土俵の上にいると判断できます。

そして、銀行の枠を使い切ってからが本当の問題へと突入していくことになります。

私が借金を借りる先として問題にしたいのは、

「身内(友人を含む)」「高利貸し(消費者金融を含む)」

の2つ。

知り合いや高利貸しからでもお金を借りたい、必要だと思い詰めている時は、創業時かすでに本当にもう”ダメなとき”のどちらかです。

この二つの方法での借金には、共通する問題があります。

その共通する点とは、いったい何だと思いますか?

それは、「仮に破産しても尾を引く(かもしれない)こと」です。

もし破産したとき、身内なら一定期間の「衣食住」くらいは助けてくれる可能性があります。でもお金のトラブルがある場合には、本当に行く当てがなくなってしまうかもしれません。

さらに高利貸しから変なところに債権が渡っていたら、法的手続きを無視して追いかけ回される可能性すらあります。

破産というと、一般的には「再起不能」となるイメージがありますが、実はそんなことはありません。タイミングさえ見誤らなければ、どうとでも再起はできます。

なのに、まじめな人ほど破産という選択肢を最初から外して考えてしまう。目いっぱい踏ん張って、最後には身内や高利貸にまで手を出して、どうしようもない状態まで突き抜けてしまう。

ここまでいくと、破産という選択肢すら選びにくくなってしまうようで、税理士としても、伝えることが少なくなってしまいます。

事業者なら、その前に、撤退の決断をすべきなのです。

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事前に税理士にアドバイスを求めよう

事業が”ダメかな”と思い始めたら、ちょっと奇妙に感じるかもしれませんが、「余裕をもって破産する」くらいの心構えでいた方がよいでしょう。

変なところから借りていなければ、破産しても命まで取られることは絶対にありません。

わざわざ起業を決意するくらいの方なら、それまでの人間関係と健康な心身が残っていれば、今後のやり直しもどうとでもなるはずです。

事業が苦しくなった時、心がささくれてしまうと、税理士の意見も聞きにくいのは分かりますが、財布の底の底まで見せている相手というのは、世界で唯一税理士だけなのではないでしょうか。

なので、自己判断で高利貸しや身内に借金を依頼する前に、担当税理士とはしっかり話し合ってみて下さい。そんな時に逃げ出すような税理士は、私が定義するところの税理士ではありません。

べつに税理士がお金を貸してくれるわけでも、あなたの事業の後始末まで面倒見てくれるわけでもありませんが、今までの膨大な経験から、目指すべき方向性としての、アドバイスくらいはくれるはずです。

その代わり、グチだけではなく、しっかり税理士の意見も取り入れてください。それが、どんなに耳に痛かったとしても。

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