匿名税理士から見た「税理士紹介サイト」の裏側

税理士紹介サイトの裏側
「税理士紹介会社(=税理士への顧問先紹介会社)の話)①」

起業して税理士を探したり、いま担当してくれている税理士に不満があって代えたいと思っているとしたら、あなたはどのように探すでしょうか?

例えば、こんな方法が考えられます。

  • 電話帳→今の時代は、ほどんどありません。
  • 事務所の看板→立地次第ではけっこう有効。
  • 税務署や税理士会の名簿等→知名度は低い
  • 知人からの紹介→腕のよいと評判の税理士ならOK?
  • インターネット→現代ではメインとなりそうです。
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税理士紹介サイトとインターネット

現代ではやはり、インターネット経由は外せないところです。

紹介も、今でも十分有効な手段だと思います。

ただし、誰でもツテがあるわけではなく、知人から具体的な評判が聞ける反面、『自分に合わなそうだ』と感じた場合でも、人間関係次第では断りにくいかもしれません。

特に親族とかだと、税理士の腕や技術で判断するというよりも、感情的なものが介入するのでややこしくなる可能性もあります。

その点、インターネットであれば、実際に良い税理士かどうかも含めて、会う前から気兼ねなく情報収集することができます。

昔は税理士は広告が打てなかった

どういう理由かはさっぱり分かりませんが、2002年に税理士法が改正されるまで、税理士がみずからの集客のために広告を打つことは禁止されていました。

そのため当時は、電話帳や駅や税務署の近くといった立地を強みにし、電話や飛び込み営業を除けば、あとはひたすら待っているしかなかったようです。

となると、独立したばかりの新人税理士はどうやって集客していたのでしょうか。

ただひたすら、汗をかき数をこなす営業スタイルで頑張っていたのかもしれませんね。

なぜこのような規制がかけられていたのか、を考えてみるに、なんだか私が嫌いな既得権益のニオイがしますね。

そして当時のいきさつはどうあれ、やはり便利で普及したインターネットについては排除できるはずもなく、結局は税理士についても広告が自由化されることになったのでした。

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インターネットで税理士を探す注意点

インターネットではゆっくりと情報を集められる反面、気を付けないと、偏った情報やセールストークに惑わされることにもなります。

その辺の真偽は、やはり自分で判断するしかありません。

あまりにインターネット頼みだけの場合には、ホームページは使いこなしてはいないものの、腕がたち非常に役に立つ、私のような税理士(真顔)には出会えないわけです。

それは本当にもったいない。

インターネットで税理士を探せば、数々の個人税理士、税理士法人、会計事務所等が検索でヒットします。

その中で、そのようなホームページにも以下のような特徴があるため、あなたに合った税理士を探すためには、いくつかの注意をもって判断する必要があります。

時代遅れではない税理士がいる

→インターネットは、もはや誰もが使うごく普通のツールです。10年前ならいざ知らず、もはや、時代にきちんと対応できている税理士かどうかは判断できません。

少なくとも、そのような税理士は、ITにアレルギーがある時代遅れな税理士ではないことでしょう。

(私の場合は時代遅れではなく、そもそもネットでの集客を必要としていません。)

価格は表面的な安さを売りにしがち

→どうしてもインターネットでは目を引く広告が必要です。

そのため『月額顧問料』や『一定期間顧問料無料』などのアピールが多くみられます。でも、実際に見積もりをすれば、「同じサービス」なら、そこまで価格は違わないはずです。

まともな節税提言などまったくゼロで、ただ申告書を作るだけのサービスであるなら、誰でも安くできます。

安かろう・悪かろうでOKな場合を除き、費用にあったサービスを受けられるのかどうかを、事前に確認する必要があります。

ホームページの綺麗さ・説得力と税理士の腕前には明確な相関関係はない

→ホームページのSEO対策ができていて、検索上位に表示されていることや、文章のうまさは、残念ながら必ずしも税理士の腕前とは関係ありません。

最近では、ホームページ作成業者を使っていることがほとんどではないでしょうか。また、文章についても、ゴーストライターの業者はたくさんあります。

もちろん、それでも所長自らの執筆により、文章からにじみ出てくるものはあるので、相性の判断材料としては有益だと思います。

そのように、税理士をインターネットで探している際に、かなり検索上位で引っかかったり、有料広告の欄に出てきたりするのが「税理士紹介サイト」というものになります。

【続く】

関連  匿名税理士から見た「税理士紹介サイト」の裏側②

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