太陽光発電への投資リスクのお話

太陽光発電投資 リスク
「太陽光発電について」

さて、前回に太陽光発電の質問に答えたところで、太陽光発電自体が投資としてどうなのか、ちょっと私の考えを書いてみようと思います。

正直に言うと、基本的には不動産と同様にリスクがあります。

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太陽光発電のリスク・デメリット

ネットなどによくみる宣伝で太陽光発電事業は、

「不動産と違って空室リスクがない!」

とか、

「機械だから人的トラブルがない!」や、

「メンテナンスは楽ちんです!」

みたいなことが書いてあります。

いつも伝えていることですが、ネットの情報を鵜呑みにしてはいけません!

<これから書くことは、実際に私が触れたナマの情報です。>

別に悪口を書きたいわけではありませんが、なんであれ流行りものには怪しげな業者がわんさか湧くので注意が必要です。

私自身、実際に太陽光発電を行っているわけではありません。

でも、実際に太陽光ビジネスを行っているお客様などから聞いた話等も勘案し、不動産ビジネスと比較しながら注意点を考えてみたのでした。

太陽光発電事業のリスクと注意点

例えば…

・(太陽光発電用に)空室リスクはないが、他には使い道のない田舎の土地購入

→太陽光発電による電力買取が約束されている10年経過後(又は20年)のことを考えましたか?

もともと土地を持っていた方ならともかく、新しく購入する場合、きちんとその後も電力買い取り制度が継続し利益を生み続けられるのか、あるいは終了する結果となった場合、その土地に買い手が付くかを考えなければなりません。

・人的トラブルも色々な種類あり(不動産は入居者との問題ばかりではない)

→私の聞いたところによると、あまりに田舎だったり、山の中だったりで人通りの無いところには問題がある場合も。

例えば、違法業者に産業廃棄物を捨てていかれたり、設備の金属などを盗まれたりなんてこともあるそうですよ。

そのため、お金をかけて高い塀を立てたり、監視カメラを設置したりと予期せぬ追加費用を計上しなくてはならなかったというお話を聞きました。

・「メンテナンスが楽ちん」は本当?

→草が伸び放題になれば、日影にならないように除草しないといけません。

最近の太陽光パネル自体はかなり長持ちするようですが、その部品の一部は10年くらいで交換する必要があるそうです。

・立地自体に問題があるケース(電線を引く費用)

→近くに電線が走ってない場合には、自費で電線を引かないと電力会社が契約してくれないそうです。

一方で、既に出来上がった太陽光発電の設備を売っている業者の場合、当初費用で問題なくスタートできそうですが、そのコストは全て価格に含まれていると考えましょう。

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太陽光発電には、『ブローカー』がいっぱい

売電の制度がスタートしたとき、業者がスタート時の高い売電価格を確保(※)するため、とりあえず太陽光発電の権利を取った土地が山ほど生まれました。

(※買取価格はスタート時がピークで、年々下がっています。)

自らが事業者として太陽光発電を行うか、実際にそこに買い手(カモです)が付かないとビジネスとしては動き出せません。

そのため、何らかの理由により設備を稼働できないでいる事業者や、うまく捌けなかった業者については、不良債権化したゾンビのような権利も山ほど生まれました。

それで、ちょっと前に、そういうゾンビを一掃するような政府のお達し(稼働していない設備は権利が失効)が出たため、駆け込みでブローカーが古い権利を買いあさっていた時期があります。

私もいろんな仕事をしている関係で、そういったブローカーから「太陽光発電事業をやりませんか。 “高い”権利の案件、売りますよ?」と声をかけられたのでした。

まとめ

結論です。

安定の、いつも通りの結論です。

やはり、自分で工夫をする以外に”うまい話“なんて存在しません。

太陽光発電物件も普通の不動産と同様に、一度業者・ブローカーの手を経由した時点で、絶対に”バカ安な物件”(掘り出し物)ではあり得ません。

本当に良い物件は、だいたい業者がさっさと押さえ自らが事業を行うか、十分な利益を上乗せして「素人」に、出来るだけ高く売ろうとするのがビジネスというものですよね。

太陽光発電は、売り先の電力会社に対して交渉の余地がありません。なので、土地や設備の仕入れのところで工夫ができなければ、大儲けはできないのです。

何事も、投資をするときには、きちんと自分の強みが活かされていて、投資先の全体像を理解しているのか、よく考えてからにしましょう。

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