億マン税理士からみたビットコイン(暗号通貨)④「投資かギャンブルか」

暗号通貨はギャンブル

ビットコインについて④

前回は、「中国人はビットコインで実際に大量に決済している」ことをお伝えしました。

億マン税理士からみたビットコイン(暗号通貨)③「中国の影響力」
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中国人は日本で爆買いするに当たり、1円でも価格を安くするために様々な手を使い、中国直送でないルートで輸送しています。

でもそうすると、正規の手続きでは代金としての「元」を日本に送金できないんですね。

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銀聯カードとビットコイン

この問題を解消するために、彼らは「銀聯(ぎんれん)カード」というものを使って日本のATMで「元」を「円」に両替していました。

数年前まで両替の限度額は、1日に約1万元(今の16~17万円くらい)という制限のみでした。しかし、そのキャッシュカードは1人につき、1枚しか作れません。

ところが、そこはハングリーな中国人のこと。彼らは一族の名義をフル活用し、10枚くらいのカードを平気で持っています。

そうすると、大金を引き出せるようになるんですね。

しかしながら、中国政府も元の流出をただ黙ってはいません。
2015年の秋頃より、実質的な海外での出金限度額が引き下げられました。

今までは1日あたり1万元(当時18万円くらい)という「1日あたりの引き出し上限」のみだった出金限度額が、さらに1年間で10万元まで(当時180~190万円くらい)という「年間上限」がかけられたのです。

これでは事業レベルで用いるためには、銀聯カードを多少枚数を持っていても役に立ちません。

そこで彼らが次に目を付けたのがビットコインというわけ。

私は、中国でビットコイン取引が盛んになったのは、このような流れがあったからではないかと考えています。

メディアなどでは、世界で「日本人」が結構な割合保有していると報道されています。でも私は、以上の理由からそのうちのかなりの割合は、「帰化した外国人」なのではないかと睨んでいます。

また仮に、日本の一般人の保有割合が実際に多かったとしても、「ビットコインを実際に活用している」のは、どう考えても外国人や帰化外国人です。

でも、外国人の割合が多いと何が問題なのか?という疑問。

それは、「中国は動きが読めない」ということですね。
政府の動きもそうだし、国民の動きも同じ。

実際、中国ではビットコインが国際送金に使われすぎたせいか、既に規制が入っていますよね。

仮想通貨ビットコインに関する話は、一年ほど前には多くの意味で、「中国に関する話」になっていた。ビットコイン取引の90%以上が、取引手数料がかからない中国で行われていたためだ。電気料金が安いことから、ビットコインのマイナー(採掘者)の大半は中

このような規制が発表されるたびに、ビットコインの価格は乱高下。

年の明けた最近でも、大暴落がメディアで報じられたのは記憶に新しいところ。

ハングリーな中国人の事、まだまだ手を変え品を変え、ビットコイン(暗号通貨)決済を行っているようですが、今後どうなるかは私には全くわかりません。

なのでビットコイン投資に対する私の考えはこんな感じ。

「中国政府の思惑で相場が乱高下し、その結果損をしたら、納得できない」

現状のビットコイン投資は中国政府次第で予測不能

自分がとことん勉強して投資をした結果、うまく行かなかったのであれば、納得できます。

しかし、今の様子を見ていると、いつまでも中国政府にビクビクしながらやっていかなくてはいけないような気がして、気に入らないんです。

もちろん、ビットコインをはじめとした「ブロックチェーン」を用いた暗号通貨の理念や将来性については素晴らしいものだと思います。

ただ、私はここ1年のビットコインの値上がりを見ても、このような理由から、一緒に熱狂する気にはなれませんでした。

あなたも投資をする際には、納得するまでとことん勉強してみた方がいいですよ。

「みんな儲かっているらしいから」「早く買わないと手遅れになる」なんてのは投資の理由にはなりません。

勉強せずに投資をするのは、ギャンブルと同じ。

ギャンブルをしたいならそれは個人の自由ですが、自分の収入や資産に応じて突っ込む額をきちんと考えてくださいね。

私は、今回は見送ります。

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