「節税コンサル(セミナーだけ税理士)」に気をつけろ!

セミナーだけ税理士

節税コンサルに気をつけろ!

前回は、「融資コンサル」について書きました。

「融資コンサル」に気をつけろ!
融資コンサルに気をつけろ! 事業に必要なもの、おカネ。 実際にはすべて自分で準備するのはかなり難しいです。かといって、貯金に時間をかけていると事業のタイミングを逃すことにもなりかね...

私が大のコンサル嫌いであることは、十分に伝わったかと思います。いえ、「融資は大して難しいものではない」ということが伝わったかと思います。

そういえばもう一つ、節税コンサルという人たちもいます。
この人達も、ちょっとね…。

私は嫌いです。

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節税セミナーで食っている税理士

「節税セミナー」で語る人達については、話す内容の特性上、税理士の資格は持っています。そして、節税セミナーで語っている内容じたいは、法的には問題はありません。

では、何が問題なのか・・・?

以前の記事でも書きましたが、節税というのは「セッティングが8割」です。税理士だったら誰でも知っている、既存の知識の組み合わせだけ。

つまり、わざわざ高額のセミナーでないと聞けないような内緒の抜け道などありません。

もし、そういう新しい節税手法を発明するとしても、それはそれなりの規模の会社がリスクを承知で、税理士がものすごい時間と知恵をかけてやるもの。

セミナーで安売りするようなものではありません。

(参考)

節税はセッティングが8割(決算後ではもう遅い)
決算で想定以上の税金が出ると、「何とかうまいことやってよ、それが仕事でしょ。」 とよく言われます。 それはもう、結構な確率で言われます。仲の良い社長だったら半分以上"冗談"で済みますが、中...

さらに私が節税セミナー税理士が嫌いな理由は、彼らは「顧問契約を受けてくれないことが多い」からです。

あるいは、初めから顧問契約を高く吹っ掛けて、実質的に受けないようにしていることが多いのです。

理屈だけの節税方法は百害あって一利なし

それはなぜだと思いますか?

節税の知識や理屈を説明することは、じつは大して難しくありません。

本当に難しいのは、税務調査で負けないように、書類を整えたり、お金を動かしたりすることなのです。

そここそが一番面倒くさい、難しいということを節税コンサルの人たちはよ~~~~く知っているのです。だから、最後まで面倒を見ないといけない顧問契約は受けない。

理屈上は有効だが、けっこう面倒くさい準備が必要な節税方法があったとして、その知識を伝えることにどれだけの意味があるでしょうか。

だって、誰が、それをやってくれるの?

もちろん、その知識そのものにも一定の価値はあります。でも、基本的には税理士なら誰でも知っているような、あるいはネットに載っていることを教えてもらう対価として、そのセミナーの料金は適切といえるのでしょうか。

「あれもこれも経費にできます!」
「こんな裏技があります!」

そんなことは税理士なら誰でも(たぶん)百も承知です。

それを教えてくれない税理士は、それはまた別の問題があるとして、いまの会社の状況を考えてあえて提案していないだけかもしれません。

赤字だからそこまで節税をやる意味がないとか(赤字が増えちゃいますから)、経理がいないから書類をきちんと整えきれないことが明らかだ(税務調査向けの証憑は、バッチリ準備しておかないと危険)とかいう例ですね。

だって、仮にそういう節税策を採用しても、最終的に税務調査で負けてしまうならそれは全く意味のないことですから。

むしろ、大丈夫だと思っていたものが税務調査で認められず、急な追徴課税でドカンともっていかれると、本来払わなくてよかった罰金がかかり、資金繰りで大きなマイナスになります。

そして、追徴課税が大きくて払えずに、税金の滞納が生じてしまったせいで融資がストップしたら…?

想像するのも恐ろしいですよ!

というわけで、たとえ税理士の資格を持っていたとしても、税務調査まで面倒を見てくれない人達の言うことは鵜呑みにしないようにご注意下さい。

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